君島邦雄のココノッツブログ

ココノッツ創立者であり現在は取締役会長の君島邦雄が
広報や医療に関する話題を中心に日常感じたことを勝手に書いています。

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ココノッツ創立者であり現在は取締役会長の君島邦雄が広報や医療に関する話題を中心に日常感じたことを勝手に書いています。

取り残される瞬間

2016.08.19

先日二人の高齢者とお話しする機会がありました。お一人は大会社をリタイアしていまは講演活動をしておられる方、お一人は女流音楽家です。たまたま話がFacebookに及び、音楽家が「私、ああいうの苦手なのよね」とおっしゃったら、すかざず相手の方が「あんなものやらない方がいいですよ!」と言い放ちました。嫌悪感さえ感じられる勢いでした。
その方の現役時代にはFacebookなど存在しませんから、使ったことがないのも当然と言えば当然ですが、80歳を超えても個人サイトを持ち、毎日Facebookに書き込んでおられる方が知人の中に複数存在します。だから一概に年齢だけを問題にすべきではありません。しかし、多くの年寄りはこうして新しい技術から取り残されていく。その現場に立ち会ってしまったような気がしたのでした。
SNSを知らなくても人間の価値には何の影響もありません。SNSを手放しで絶賛すべきものとも考えてはおりませんが、脊髄反射のように拒否反応を示されたことにはいささかショックを受けました。加齢とともに新しい物事を理解したり使ったりする意欲を失うのはやむを得ないとして、そこに嫌悪感まで伴うということには初めて気がつきました。これは初対面の人に対して警戒感や嫌悪感を持つのとどこか共通したことなのかもしれません。

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