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広報と広告はどう違う?

広報と広告はどう違う?

「広報をやっています」というと、広告と違うの?と聞かれることはないですか?実際、広報と広告はどう違うのでしょうか。今回は広報活動で代表されるパブリシティによる報道と、広告の違いについて整理してみましょう。

広報と広告の違い

広報と広告の特徴をコスト面や内容などで比較してみましょう。

広報(パブリシティ)とは?

広報(パブリシティ)は、企業のニュースやイベント、製品情報などをメディアという第三者による客観的な情報として、世の中に伝えることを目指します。メディアは、ニュース価値があると判断したら、独自の取材や解釈を加えて記事やレポートにします。原則として、報道が出る前に企業が記事を確認することはありません。どのような記事になるかはメディアの編集方針に依存するため、企業が直接的にコントロールすることはできないということです。企業としては、期待と異なる文脈で報道がなされるケースも、ままあります。これは広報担当者が理解しておくべきポイントです。

しかし、パブリシティは記事掲載のための費用はかかりません。前述のようにメディアという信頼できる第三者目線での情報になるため、信用度が高まります。また、小さな記事でも、その記事を読んだTV取材班がニュースソースとして参考にする、情報がWebで検索され多くのステークホルダーが目にする、といったその後の広がりも期待できるのが広報(パブリシティ)なのです。

広告とは?

広告は新聞、雑誌などの広告スペースや、テレビCMなどの放送時間を企業が購入し、その範囲内で伝えたい内容を決めることができます。新聞広告では、15段(全面広告)とか3段突き出しといった単位で、CMでは15秒とか30秒という時間単位で費用が発生します。広告は企業からの特定のメッセージやイメージを直接的に伝える内容や、商品・サービスの購入を促すための明確な呼びかけが含まれることが一般的です。媒体ごとに広告規制などのルールや審査はありますが、広告主は伝えたいメッセージを指定して広告を制作できます。


広報と広告の特性や違いを理解しておくと、それぞれのメリットを生かしたコミュニケーション戦略を立てることができます。既に認知度のある会社や製品であれば、広報と広告を同時に実施して効果が期待できるでしょう。一方、まだ一般的に知られていない会社や製品の場合は、理解を促進するための広報活動をした上で広告を実施すると、効果が高まるケースもあります。各手法が持つ特性を知り、適切な情報発信を行うことが企業の成功につながります。