Cocoknots

株式会社ココノッツ

ヘルスケア広報とは

Q1

広報部門の立ち上げ、まず何から?

当社で初めての広報担当となりましたが、何から手をつけていいのか途方にくれています。

Answer

広報に関する知識の習得の問題と、業務や組織の立ち上げの問題に分けて考えてみましょう。
広報の知識は、手引き書を読むかセミナーに出席するのが手っ取り早いと思います。広報に関する書籍を1~2冊読めば広報活動の概略が一応理解できます。セミナーは商業的なものから非営利団体、業界団体などが開催していますので、ネットなどで探してみてください。
それから先は、少しずつステップを踏んで実践してみることです。
とりあえず新商品のプレスリリース/ニュースリリースを書いてみてください。プレスリリースというのは、記者に企業からの情報を伝えるための発表文です。
企業からは毎日膨大な情報が発信されていますから、いちいち記者発表を開催されては忙しい記者はすべてに足を運ぶことがでません。プレスリリースはリアルな記者発表の代りとなる発表形式とご理解ください。

プレスリリースの書き方はどの手引き書にも解説されていますが、日経新聞のサイトの「プレスリリース」https://www.nikkei.com/pressrelease/にアクセスすると、その日に発表された新鮮なリリースを読むことができます。大企業のホームページにも、その会社が発表したプレスリリースが掲載されています。

プレスリリースの配布先は、まず記者クラブが考えられます。自社を担当する記者クラブがわからない場合は、新聞社の経済部や企業報道部(日経)などに電話すれば教えていただけるでしょう。該当する記者クラブが存在しないケースも増えています。その場合は、記者に直接メールやFAXで送らなければなりません。この送り先も新聞社やTV局、ネットサイトの運営会社などに問い合わせれば教えてくれるはずです。
このように、会社の方から情報発信の数を少しずつ増やして行けば、取材を受けるチャンスも増え、広報活動を軌道に乗せる第一歩を踏み出すことになります。