最近の嫌韓、韓国バッシングと反日、抗日は少々度を超しているようです。どちらが悪いのかウソを言っているのか、そんなことはわかりません。双方とも政治的プロパガンダが激しいので、報道を注意深く読み込んでも真実を把握することは不可能に近い。広報を仕事にしているからには、両国のプロパガンダを冷静に見極めたいところですが、昨今はそのような一歩引いた立場さえ批判の対象になりかねません。いまの政権に批判的な発言は激しい批判にさらされ、その対象が拡大しつつあるようにも感じられます。
さて近頃、ネコ好きの人が多くなったと思いませんか。SNSでも、私の場合だけかもしれませんが、愛猫やらノラ猫やらの写真を連日見せつけられます。法整備が進んだこともあり、動物愛護の精神が普遍化しつつあることも背景にあるのでしょう。私自身は子どもの頃から動物を飼った経験が少なく、ネコにもイヌにも小鳥にも馴染みが薄いのですが、動物愛護には大賛成です。
問題はここからです。私はネコが好きではありません。しかし、そのように言いにくい雰囲気が、いまの日本にまん延しているような気がします。ネコ好きから大顰蹙を買うばかりでなく、非猫民と厳しく批判されそうな恐怖さえ感じます。
日韓問題とネコ問題、どこか似ていると思っているのは、たぶん私だけでしょうね。