Cocoknots

株式会社ココノッツ

君島邦夫のココノッツブログ

ココノッツ創立者であり現在は取締役会長の君島邦雄が
広報や医療に関する話題を中心に日常感じたことを勝手に書いています。

君島邦夫のココノッツブログ

ココノッツ創立者であり現在は取締役会長の君島邦雄が広報や医療に関する話題を中心に日常感じたことを勝手に書いています。

うそつきメール

2016.02.17

小さいながらも会社をやっていると、訪問、電話、メールなどで種々の売り込みを毎日のように受けます。飛び込み営業にはご苦労様なことだなあと一定の敬意を表しますが、そのほかはどうも安易であるような気がしてなりません。とくに初めて電話をかけて来たのに「いつもお世話になっています」と紋切り型の挨拶をするのが気に入りません。そう言われたら「あなたにはなんにもお世話したことがありませんが?」と切り返すことにしております。
最近気に入らないのはスパムメールまがいの勧誘メールです。昨日届いたメールを以下に公開してしまいましょう。
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件名:先日の御礼
株式会社ココノッツ
代表取締役社長様
お世話になっております。
○○○の○○でございます。
先日はお電話にてご対応頂きまして誠にありがとうございました。
お電話にてご紹介させて頂きました
キュレーション対策について改めてご連絡させて頂きます。
対策内容としては、
弊社にて貴社特設記事(会社・商品・サービスなど)を制作させていただき、
人気のメディアでのサイト内検索で
記事が1ページ目にランクインするように対策を実施し
集客する今までにない新しい集客サービスです。
(中略)
ご検討の程何卒宜しくお願い致します。
(以下略)
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まともな文面のようにも見えますが、
>先日はお電話にてご対応頂きまして誠にありがとうございました。
>お電話にてご紹介させて頂きました
>キュレーション対策について改めてご連絡させて頂きます。
というのはでまかせです。先日のお礼など言われる覚えもありません。
こういう“引っかけ”を試みるような業者に依頼しようという会社があったら、その会社こそインチキではないでしょうか。

6:55AM

2016.02.16

Sinagawa3ここ何年か、NHKを見ています。毎朝チャンネルを合わせている番組のことです。以前はフジテレビでした。いまは知りませんが、その頃はちょうど食卓に向かってテレビを見る時間帯に長々とエンタメ情報をやるのでやめてしまいました。エンタメが嫌いというわけではありませんが、政治や社会のニュースを見なくては広報の仕事上都合が悪かったというわけです。
いや、書きたかったのは各局の比較ではありません。そのNHK「おはよう日本」の6時55分を楽しみにしているという話です。その時間はローカルに切り替わり、JR東日本の女性社員が画面左下の四角の中に現れて「JR各線は平常通り運転しています」と告げるのですが、大きな画面の方は御殿山あたりから品川駅構内を俯瞰する画像です。そこに毎朝必ず京浜急行の電車が右方向から入ってくるのです。日本の電車ダイヤの正確性は有名ですが、交通情報の何秒かの間に毎日ぴったり入線して来る素晴らしさに毎朝感動しているのであります。

お作法

2016.02.15

IMG_1867アポイントまで時間があったので、途中下車して古いカフェで時間調整することにしました。軽い朝食はとっていたのですが、「名物」という500円のモーニングセットを注文しました。「卵は半熟にしますか?」と聞かれたので、はいと答えたのですが・・・。
まず、突き当たったのは剥いた卵のカラをどこに捨てるかという問題。迷った末に小さなトレー上に捨てることにしました。次に迷ったのは、半熟にもいろいろあるという大問題。白身の堅さは店によってマチマチです。見れば卵用のスプーンもついている。これはやわらかいぞと推定して、慎重にカラを剥き始めたのですが、これが意外にも堅い。これならスプーンは必要あるまいと、齧りついたのが大失敗です。中の黄身はとろとろで、テーブルの上と下にこぼれ落ちてしまいました。
失敗の要因はこの店のお作法に疎かったことにあります。お作法に慣れている常連さんなら、半熟の堅さも十分ご存じのはず。
これは私たちが新しいお客様の仕事をするときと似ています。お客様にとっては当たり前のお作法でも、私どものにはうかがい知れないことがしばしばです。だからと言って、「こちら様のお作法はどのようなものでしょうか」といちいち問うわけにもまいりません。いくつかの失敗を重ねながら、少しずつお作法を学ばねばならないのがつらいところです。

Abita

2016.02.12

ドイツ在住の日本人Hara ShokoさんとPaul Brennerさんが制作したFukushimaをテーマにしたショートアニメ。ブラジルで開かれた原子力がテーマの映画祭、「International Uranium Film Festival 2013」ではベストアニメーション賞を受賞したそうです。そのほかいくつかの国際賞を受賞したにもかかわらず日本ではほとんど報道されていないそうです。2年以上前のことなので、すでにご存じの方も多いのでしょうが、Facebookの「友達」から教えていただいて昨日初めて知りました。

命短し売上こそ命

2016.02.10

ヘルスケア関係の業界ではここ数年何かと社会的な問題が起こっています。さまざまな企業とお付き合いをしていると、「なるほどなあ」と思うことがあります。
不祥事のほぼすべては「売上こそわが命」といった企業風土から生まれていることは間違いありません。営利企業である以上、売上と利益にこだわるのは当然です。しかし、それだけでは社会とのよい関係を維持継続させることはできません。
ところが、一部の企業では売上に責任を持たされているマーケティング部門の力が極めて強く、企業全体をマネジメントすべき経営の力が弱いように見えます。ときとして、経営者自身がマーケティング部長と化していたりもします。そういう企業に、クライシスの芽が育っているように思えてなりません。

社長とお天道さま

2016.02.09

どこの会社でも社長はエラい。エラいから、社長のおっしゃることは「絶対」である。だから社員は必死になって社長命令に従おうとする。
これは日本に限らず万国共通のようです。そうでなければガバナンスに問題が生じます。それは確かではありますが、社長が「お天道さまの運行を止めろ」とおっしゃったとしても、それはできない相談であります。かわいそうなのは、社長とお天道さまの板挟みになった社員です。
その社員のお気持は重々理解できるのではありますが、お天道さまでなくても、できないものはできないのであります。というような事例がこのところ続いております。

なぜ休まないのか?

2016.02.08

Facebookへのシェアで知ったのですが、朝日新聞のapitalに内科医の酒井氏が、「風邪でも絶対休めないあなたへ」というCMのコピー(正確には『風邪でも、絶対に休めない あなたへ』)に異論を述べておられました。
おっしゃる通り、風邪をひいたら家で寝ている方がよい(健常者の場合)わけで、無理に会社に出て来たら治りは遅れるし他人にはうつすしで、よいことは何もありません。それなのに、どうして出社するのか。会社側の無理解ということはあるにしても、同僚や上司に迷惑をかけたくないという、極めて日本人的な心情が働いているように思えます。風邪やインフルエンザをうつす可能性は必ずしも100%ではないのに対し、仕事が遅れたり、カバーする人の負担が増えるのは100%。このあたりが休まない理由かなとも思います。

これ以上は書けません

2016.02.05

企業に勤めていたとき、煩わしいなあと思った部署が2つありました。一つは監査部、二つ目は購買部。
内部監査は、おかしなことをやっていなければそれほど怖れる必要はありません。しかし、監査部長がまともな常識を持っていれば、という前提つきです。どういうわけか企業というものは、少々性格に偏りがあって、とても営業職は任せられないというような人物をその職に置くことが多いようです。そのために必要以上に神経を使わせられることになります。
購買部からは、「もっと値切れもっと値切れ」、あるいは「そんなものは必要ない必要ない」と言われ続けて、「いやこの価格には正当な理由があります」とか、「こういう目的のためにぜひ必要なのです」と説明して認めてもらうのが面倒くさくてまいりました。
弊社のような立場になると、顧客企業の監査部とおつき合いができるようではおしまいですが、購買部には何かとお世話になります。で、その購買部さんのことですが・・・おっと、これ以上は書けません(T_T)。

CCオンチ

2016.02.04

電子メールが日本に普及してすでに30年近くになるでしょう。ビジネスの世界ではE-mailがなければ仕事にならないほどに定着しましたが、いまに至ってもCCの使い方をご存じない方が少なくありません。
一番多いケースは、こちらからCCをつけて送信しているのに、その返信にCCをつけて来ないというケースです。必要があるからCCをつけて関係者に回しているのに、そこのところを理解していないらしい。
その昔、社内文書はペラペラの紙の下にカーボン紙を敷いて、複写をとりながら作成されたものです。日本の場合は、その複写を記録として手もとに保管し、原本は上司などに回覧して読んだ人がハンコを押すというシステムだったかと記憶します。欧米ではペラペラ紙までは同じですが、複写を何枚もとって上司以外の関係者にも回していた。だからカーボンコピーのCCで、それがE-mailにつながっているわけですが、日本企業で育った人にはその文化がまだ完全に定着していないと見えます。とくに一定年齢以上の方に多いのですが、比較的若い方にも見られます。
こんなことを書いているのも、今日まさにそういう例に遭遇したからです。

という

2016.02.03

ライターさんが書かれた原稿の最終チェック。自分のことを差し置いてエラそうなことは言えませんが、職業的な書き手でも、その人特有の言い回しとか語法があるものです。今日の原稿で気になったのは「という」の頻出です。
たとえば「○○を学ぶという場です」は「○○を学ぶ場です」でいいじゃないですか。「一緒につくり上げていくということに意識を集中しました」は「一緒につくり上げていくことに意識を集中しました」の方がすっきりします。それが気になるのは自分もやりがちだからなのですが、書き癖「というもの」は意識しないと修正「というもの」ができませんね。

意外に行けるかも

2016.02.02

クライアントさんとプレスセミナーの検討を2時間ばかり。企業側の伝えたいことが必ずしもメディア側の関心をひくものでないことがしばしばあります。今日も初めは〈これは難しいなあ〉と思ったのですが、よくよく詳しいお話を聞いてみると〈意外に行けるかも〉と思い始めました。
内容を十分に理解しないうちに予見を持つのは危険だなあとつくづく思ったのでした。

3時間30分の講義でした

2016.02.01

さる政府系団体で午後から3時間30分のセミナーを担当。一般事務や営業的な仕事をしておられる中堅職員の方々を対象に、広報の話をしてほしいというのが研修部のご要望です。
広報を実際に担当している方々を対象とした講義なら、受講者のみなさんの共感を感じながら話を進めることができるのですが、そうは行きません。広報の手法とかメディアの使い方などをいくら面白く話しても、別世界のことのように捉えられてしまうだけです。そこで作文をしていただいたり、グループディスカッションをしていただいたり、発表をしていただいたりして3時間30分を務めました。ああ、疲れました。

1ヶ月毎日書いたぞ!

2016.01.29

このココノッツブログ、ポツリポツリと書いて来ましたが2015年8月10日でついに頓挫してしまいました。そこで新年からは毎日(営業日)書くことにしまして今日でまる1ヶ月完遂いたしました。
昨年までは、できる限り広報に関連した情報を書く場と位置づけていたのです。しかし、それが失敗のもと。まとまった内容を続けて書くだけの能力を持ち合わせていないことを改めて認識させられました。
そこで今年からは、「日記形式の簡便サイト」と言われていたブログ草創期を思い出し、日記のつもりで書くことにしました。書き始めてみると、今日考えたこと、今日うれしかったこと、今日腹を立てたこと、今日びっくりしたこと等々を一日を振り返るのに、なるほどこれはぴったりなツールだなあと気がついたのでした。
こんなことを書いてしまうと、またすぐに行き詰まりそうですが、なんとか2月も完遂してみようと思う今日この頃、いや今日一日の決心であります。

サポートの実力

2016.01.28

meisigamen広報は人と会うのも大切な仕事です。
初めての方と交換した名刺はホルダーに収めると同時に専用スキャナーで読み込ませてPCに保管しています。そこで使っているPCソフトはわりと高機能ではあるのですが、バージョンアップするたびにデータベースを変換する必要があったり、ときどきヘソを曲げて動かなくなったりする悪癖の持ち主です。
またまた不具合が発生したので昨日サポートへ電話しましたが、その場では解決せず、エラー表示の出たPC画面の画像を送ったりしたところ、原因を特定してメールで連絡してくれました。指示通りの作業をしたところ見事に解決しました。やれやれ。
不具合のたびにサポートに電話しますが、対応は悪くありません。ソフトの完成度はイマイチだけど、おかしくなってもサポートが助けてくれるだろうと思って使い続けています。

火事だぁ!

2016.01.27

半蔵門火事オフィスを出て間もなくLINEが。ビルの近くで火事になっているとのこと。それは大変。出火元や類焼したみなさまは本当にお気の毒です。けが人などなければよいのですが・・・。
ではありますが、また誠に申し訳ない次第ではありますが、あと15分オフィスにいればよかったなあ、などと不埒なことを考えたのも事実であります。
火事と喧嘩は江戸の華。消防車のサイレンの音を聞くと、必ず窓から覗いて確かめなくては気がすみません。近くなら現場へ駆けつける。野次馬そのものです。しかし、そういう好奇心こそ広報屋に最も必要な資質なのです・・・と、これはもちろん言い訳であります。
(写真は弊社の者の撮影)

暗号解読

2016.01.26

昼前からお役所文書の解読にとりかかりました。書いてある内容は決して難しいものではありません。ところが、何度読み返してもちっともアタマに入らない。まあロゼッタストーンのようなもので、慣れさえすればスーと理解できるのでしょうが、長く一般社会で暮らしている者には手強い暗号にほかなりません。
誤りがないことと遺漏がないことだけを目的として、相手に伝えることを全く意図していない活字の連なりを果たして文章と呼ぶことができるのかどうか、言語学者にぜひ解説をお願いしたいものです。

タンメン食べました

2016.01.25

寒い! それなのにうっかり夏用の薄手のワイシャツを着て来てしまったので、なお寒い。そういう日のランチは暖かいものに限ります。何にしようかとしばらく迷った上で、タンメンに決めました。
ここでタンメンの蘊蓄を傾けても仕方がないのですが(ネット上にはいろいろ書かれています)、ラーメン屋のメニューの中では最もコスパがよいのがタンメンです。第一に野菜が食べられる。第二に野菜を炒めるという、ラーメンやチャーシューメンにはないコスト(人件費)がかかっている。第三にその割にはお値段が安い。いいことずくめですよ。
というわけで、タンメンを食べて身体がまだ温かいうちに急いでオフィスに帰りましたとさ。オシマイ。
(写真はWikipediaから・・・・・そうそう餃子3コも食べました)

「次です!」って大切なんだな

2016.01.22

プレゼンテーションの教科書にはたいてい書いてあることですが、与えられた時間の中で“何を伝えるか”を明確にしてプレゼン全体を構成することが大切です。そんな基本的なことを今日、再認識させられました。
人間のアタマは常に情報を整理して格納しようとしているらしくて、前後に脈絡のない話題が次から次に出てきて、何を言いたいのかわからない状況に1時間以上もさらされると、アタマはひどく混乱してイライラして眠くなるものなんですね。
前後に脈絡のない話題が次から次に提供されるものにテレビニュース番組があります。あれを見ていてどうして混乱しないのだろうと考えました。たとえば「NHKニュースウオッチ9」を見ていると、アナウンサーが「次です!」と冷たい口調で宣言してから次のニュースに移っています。切り替えを明確にしています。
本日うかがった長い長いお話にはそれがなかったので、前の話題と次の話題がどうつながるのか、デキの悪い頭が詮索し過ぎて疲れてしまったようであります。

時間の無駄とは思うけど

2016.01.21

数日前に某全国紙の広告局の方にうかがった話。新しい提案をしようと某企業(某は続いてすいません)の広報部に電話して面会を申し込んだら、「いま忙しいので」とあっさり断られたとか。目の前の仕事にしゃかりきになっているときに電話をもらうと、つい邪険にあしらってしまうのもわからないではありませんが、広報の仕事をしている人は、社外の人と積極的に会うことが必要だと思うのです。時間の無駄と思っても、何か一つくらい参考になることがある。たまには「これは行ける」という話に遭遇することもあります。初めからトビラを閉ざしていては、どんどん内向きになってしまうと思うのですけどね。

難事業にとりかかってます

2016.01.20

昼過ぎから、ある会社の企業ビジョンのようなものを文章化する仕事にとりかかりましたが、難航。経営者自身はいろいろな思いを持っておられるわけですが、それがうまく社内外に伝えられない。そこでそれらをまとめてwordingしようというわけですが、どうしてもライター(今回は私)の思考方法とか価値観が反映されてしまいます。そこをなんとか経営者の色に染めなければなりません。難しいのはそこ。他人の頭の中までは覗けませんからね。

ココノッツと9条の関係

2016.01.19

17日日曜日の朝日新聞のコラム「日曜に想う」を読んで驚きました。
「ピーター・バラカンさん(64)から先日、意外な話を聞いた。昨秋、東京都心の広尾から六本木へ歩いていたところ、2人の警官に呼び止められたという。『どこかへ抗議に行かれる予定ですか』。え? 『あなたの服に9条と書いてありますので』」
これは他人事ではありません。弊社の社名は「ココノッツ」なんですから。まあ、「条」はついていませんがね。
「ココノッツ」の謂われはサイトに書いてある通りで、社名を決めるに当たって憲法第9条のことなど考えもしませんでした。
しかし、これはひょっとしてヤバイことになるかも。ある日突然官憲に踏み込まれて、「オマエの会社は護憲派だな。営業停止を命ずる!」と言われることも、あながちあり得ないことではありません。
そうなったら素直に「はい、その通りです」と答えて会社を畳むつもりです。

鉄道会社は傲慢じゃないですか?

2016.01.18

今朝は予想以上の雪。いつも通勤で使っている私鉄は問題が重ねって運休が続きました。他社線に回りましたが、こちらも遅れに遅れたので、家からオフィスまで2時間30分かかってしまいました。
不可抗力の障害はいたしかたないとしても、大雨や雪が降るたびに電車のダイヤが乱れるのはどういうわけでしょう。当然なんらかの対策はとっているのでしょうが、どこか根本が間違っているのではないかという疑念がぬぐえません。遅れが生じたときも通常ダイヤに固執してさらに遅れを大きくしているようにも思います。より多くの乗客がより早く降車駅に着けるように、速やかに対策ダイヤに切り替えるなどできないものでしょうか。
運休が続いている私鉄のサイトをいま見ると、どこにもお詫びがありません。運休になった原因の説明もありません(原因はツイッターの乗客による書き込みで知りました)。「遅れています」という表示と、遅延・運休区間の表示のみ。期待される品質を提供できない事態になっているのに、これでいいんですか?
前にもブログに書いたような気がしますが、鉄道会社は多少サービスが悪くても客離れが生じません。乗客は毎日乗らざるを得ません。多少遅れが生じても車掌が車内アナウンスでお詫びをすれば(これがくどくてうるさいのですが)、それで十分と考えているようです。それって、傲慢じゃないでしょうか。

日本だなあ

2016.01.15

IMG_1828久しぶりに某経済誌主催の授賞式とパーティへ顔を出してみました。この雑誌、何かと評価の分かれるところではありますが、この賞がビジネスモデルとなっているだけに受賞者、審査委員とも錚々たる顔ぶれです。満員の会場は「日本の経営者」、「日本経済の担い手」、「金儲けのプロ」といった方々ばかり。秘書だかなんだか存じませんが綾瀬はるか似の美人をお連れになった紳士にダブルのスーツの小太り氏が近寄ってきて「これはどうもどうも」と両手を握り合うといった日本的風景がここにはありました。男性比率95%の中に和服にひっつめ厚化粧の女性もちらほら。また、賞状を受け取るわが社長のベストショットを撮ろうと必死にカメラを向ける会社員の姿も・・・おっと、それって何年か前の自分自身の姿じゃないか(ーー;)。

明日に期待

2016.01.14

午前中は取材の立ち会い、午後は記者発表の立ち会いと、いかにもPRコンサルタントらしい一日でした。
取材される記者さんが発表内容に興味を持ってくださっているのかどうか、取材中、会見中に注意深く観察はしているのですが、これまでの経験からすると確率70%というところでしょうか。
これはダメだなあ、とがっかりしていたら、翌日の紙面に大きく取り上げられたこともありました。記者がノリノリで記事が小さかったということはあまり経験していませんが、たまには重大ニュースのあおりを食ったり、デスクのウケが悪くて扱いが小さくなったりしたこともあります。
無理を押して取材してもらったのに記事が小さかった、あるいは報道されなかったという経験は数えきれません。
さて、明日はどうなることやら。たぶん大丈夫だろうとは思うのですが。

隣の芝は?

2016.01.13

朝、某社の広報担当役員さんから携帯に電話。競合会社のコメントがたくさん掲載されている記事をその会社のトップが読んで、「こういう活動をわが社もしなくてはいかん。ウチの広報は何をやっている!」と叱責されたとか。
思い出しますね。私も事業会社で広報の責任者をしていたとき、何度も同じような叱責を受けたことがあります。こういうお叱りを受けると、何を言っても言い訳ととられるばかり。反論が難しいだけに本当に気が滅入ります。
トップは、自社の成功事例より競合の成功事例に対してよりナーバスです。隣の芝生がいつもも青く見えるのは、隣家の芝は、自分の家からは斜めに見ることになるからだそうです。つまりバイアスがかかっているというわけです。
斜めから見る隣の芝より青々とした芝生をどうしたら自分の庭に養生することができるか・・・難問です。

天気予報はずれた

2016.01.12

実況天気図(2016年01月12日)
雨は9時には止むという天気予報を信用して、霧雨の中を傘を持たずに家を出ましたが、出先の恵比寿に着いてもまだ霧雨というか氷雨がかすかに降っていました。
そこは意地というもので、ビニール傘も買わずにすましてしまいました。
最近の天気予報はかなり精度がよいので安心していましたが、たまにはこういうこともあるんですね。
考えてみれば、昔はそれほど天気予報を信用していなかった気がします。いつの頃からか、ほとんど全幅の信頼を置くようになっていることに改めて気がつきました。その間には、研究や技術の進歩、たとえば最新の気象衛星やスーパーコンピューターの導入などもあったのでしょう。その一つひとつがどのように精度を向上させたのかは知りませんが、「気がついたらこうなっていた」、そして「それが当たり前になっていた」というのが、本当の進歩というものなんでしょうね。

賀詞交換会のつづき

2016.01.08

昨夜の賀詞交換会に出席していて昨年のことを思い出しました。
ある業界の新年会でしたが、お約束のごとく役所や業界代表の方々の挨拶が続く中に一人知り合いがおりました。懇談に移ってから、この人がおっしゃるのに「いやぁ、つまんない挨拶ばっかりだったなあ。あんまりつまんないので、ちょっと面白いこと言ってやろうと思ってさ」と。驚きましたね。なぜって、一番長くてつまらなかったのがその人の挨拶だったのですから。
その会で最も内容があってユーモアも感じられる挨拶をされたのは若いときからキレ者と評判の高かったお役人氏で、さすがと言うべきか、昨年中にめでたく昇進されたのでした。

新年賀詞交換会というもの

2016.01.07

IMG_1816夕方から業界団体の賀詞交換会へ。理事長のご挨拶から国会議員、関係省庁、上部団体などのおエラ方のご挨拶と続き、乾杯が終わったときはすでに開始から43分が過ぎていました。ようやく料理が食べられると会場全体にホッとした空気が流れた瞬間、今年の選挙に出る参議院議員氏が飛び込んで来て応援依頼でさらに5分が過ぎました。
こういう会は、業界が官界その他との結束を確かめ合うのが真の目的でしょうから、まあこんなものとも言えるでしょう。事実10年前にはこんなお歴々が挨拶に立つことはありませんでした。それだけ業界団体のステータスが上がったことを昨夜の会は如実に示したものと言えます。ご同慶にたえません。しかし、必ずしも内容があるとは言いかねる挨拶をウーロン茶のグラス片手に47分も聞かされるのは少々うんざりでもあります。

広報マインドに規制はかけられない

2016.01.06

「近くまで来たから」と、ココノッツの「協力会社」であるイベント会社の社長が前触れもなく来訪。いろいろな業界で「規制」が強まっているのではないかということで意見が一致しました。
医薬品、医療機器の業界ではそれがとくに顕著で、無難な企画に流れてしまいがちな昨今です。規制は規制として守らなければなりませんが、広報マインドにまで規制をかける必要はないわけで、アタマまで縛られていては新しい広報企画など立案できるわけがありません。

年賀状リストの整理で一日が終わると思いきや

2016.01.05

いただいた年賀状をチェックする作業が昨日から続いています。しっかり確認して投函したつもりなのに間違いの多いことったら。住所変更のお知らせをいただいた方についてはその都度修正したいたつもりなのですが、モレもあり、また知らないうちに会社が移転していたケースや昇進、異動しておられた方もあって、チェック作業は時間がかかります。こんな作業を社長がやっていてはいけないと思われる向きもあるでしょうが、弊社のような小さい事務所では、ステークホルダーを一番知っているのが「社長」なんです。そこで社長が作業するのが一番効率的ということになります。
今日はこれだけで一日が終わるかと思ったら、某社よりリスク案件が飛び込んで来て、夕方から出かけることになりました。さてさて、頭の回転を速めなければ・・・。

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